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同局によると、土砂崩れを確認したのは21日午前4時半。県道鯨波宮川線から300メートルほど入った市道で土砂3,000立方メートルが40メートルの延長で崩落、埋設してあった口径600ミリの導水管が流失していた。赤坂山浄水場では前夜から雷のため計装機器が停止し、監視を手動に切り替える作業を続けていたが、午前2時ごろ、ダムからの原水流入が少ないことが分かり、その後、職員が現場に行って発見した。この道路は、上水道の第6次拡張事業で導水管を埋めた通称「導水管道路」。
ガス水道局では現場付近を通行止めにするとともに、災害対策本部を設置。関係方面に連絡をとった上で、川内地内の下水道工事で停止していた第3次拡張事業の導水管(口径450ミリ)を仮配管で復旧させ、午後1時半過ぎに通水を開始した。
赤岩・谷根ダムから赤坂山浄水場への導水ルートは、このほかにも第5次拡張事業の管(口径600ミリ)があり、災害発生時は、三拡のものを除く2ルートが稼働していた。今回の緊急対策により、三拡・五拡の両ルートで日量57,000立方メートルを確保。流失した導水管も仮設工事を23日までに完了した。今後、防護工事をして今週中に通水を行う予定だ。土砂崩れの原因については、最近の雨によるものという可能性が最も高い。
同局によると、一時的に導水ルートが1本になった間も、浄水場の配水池(26,000立方メートル)の水で賄えたことから、給水に影響はなかった。このため、市民への広報も行わなかったと説明している。
市上水道の水源は川内ダムと合わせて3カ所あり、赤岩・谷根ダムからは赤坂山浄水場を経て、市内給水区域の9割を占める約31,400戸に給水している。
(1998/11/24)
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