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県が主体になって取り組んでいる広域営農団地農道(広域農道)整備事業の柏崎第一期(市内折居−軽井川、16.9キロ)は今年度、清水谷集落内での工事を中心に、柏崎ぶどう村付近から南下に至る間の用地買収を進めていく。また第2期(市内平井−西山町石地、13.9キロ)は平井−畔屋間約1.5キロの整備を集中的に行う予定だ。
広域農道は郡市の営農団地、集出荷施設などを有効に結び、生産流通の近代化を図ろうというもの。整備に向けて、昭和63年度から推進運動が展開され、柏崎第1期は平成3年度に工事がスタート。第2期は8年度に国の採択となった。第1期のルートは柏崎ICにほど近い市街地から学園ゾーン、さらに国道252号と353号の中間を通って柏崎ぶどう村付近を経由して、鵜川を結んでおり、将来的には柏崎の幹線ルートとしても期待される。
第1期では昨年度、清水谷地内の谷をまたぐ「清水谷大橋」(長さ113メートル)が完成。水上から折居まで(約6.6キロ)の間には既存道路やじゃり道が含まれるが、一応、車両の通行が可能となった。柏崎農地事務所によると、今年度は清水谷集落内の道路整備、折居地内に架かる橋周辺の用地交渉などが進められる予定だ。
また、水上から柏崎ぶどう村のある小山田新田間(約3.6キロ)はほぼ出来上がった状態。今後は南下から小山田新田間(約3キロ)の工事が中心となり、用地交渉を精力的に進めていきたいとしている。
一方、第2期は市内平井−畔屋間が中心で、軟弱地盤対策を進めながら工事を行う。区間中、西山町鎌田と浜忠の間にはトンネルの新設を予定している。今年度の事業費は第1期が2億5000万円、第2期は2億7000万円。
(1999/ 6/21)
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