
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
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小学生環境アカデミー(市、市教育委員会、市環境衛生推進協議会主催)が19日午後、産文会館文化ホールで開かれ、市内四校の児童たちが環境学習の成果を発表した。各校の特色のある活動が語られ、ぎっしり集まった会場は熱心な面持ち。環境保全への関心を高めながら、先ごろから行われていた今年の環境フェアを締めくくった。
この日は冒頭、西川市長が「あすからの市役所の仕事の参考に」とあいさつした後、発表に移った。この中で、大洲小はオゾン層や温暖化、森林の働き、ごみ問題、リサイクルなどの学習から「地球がどんなに危機にさらされているかわかった。これからも出来ることを続けたい」。上米山小はサケの放流、地区のクリーンデー、歳時記活動などを進め、「川の恵みに感謝する心を。花でいっぱい自然豊かな地域にしたい」。
剣野小はケナフ栽培と紙作り、海岸でごみ調査をした体験から「自分の生活を見直して、自分たちで環境を守る活動をしなければならない」。柏崎小は鵜川河口から源流までの探検、ミニ用水づくり、未来の鵜川スマイルプラン作成を通して「鵜川と人間がもっと仲良くなれたらすばらしい」と発表した。
壇上では活動の様子がパソコンや、スライドを使って紹介され、各校の発表ごとに行政担当者、関係団体の代表が助言を寄せた。また、発表の最後には相沢教育長が「このような小学生がもっともっと増え、大人になった時には環境問題も変わってくるだろう。これからも地球環境を考え、身近な出来ることから実行してほしい」と呼び掛けた。
(1999/ 6/21)
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