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赤坂山公園でせん定枝利用の遊歩道試験施工
せん定した木の枝や間伐材をその場で粉々に砕き、特殊な樹脂を加えて遊歩道などの舗装材とする試験施工がこのほど、東京の企業によって市内の赤坂山公園で行われた。
環境に配慮し、しかも限られた資源をリサイクルしていく土木工事は今、施工する業界、発注側の行政など双方にとって大きな課題。赤坂山公園をはじめ市が管理している公園からは毎年、せん定した木の枝が大量に出ており、現在はクリーンセンターで焼却処分している。一方、起伏のある赤坂山公園の遊歩道は毎年、雨で土が流れるという状態であることから、東京の企業が現在開発している技術によって、公園のせん定枝を遊歩道の土留め舗装材に使えないか――という”一石二鳥”を目指しての試験施工だ。
試験施工の公開には市の建設部や林業担当職員、市森林組合、関心を持つ市内企業など大勢の関係者が参加。まず、移動も可能な粉砕機(チッパー機)で、せん定した枝葉を荒目のおがくずのようにし、これに特殊な樹脂と水を加えて練り、セメントの要領で斜面の遊歩道に塗っていった。施工企業の説明によると、歩いた際の感触がソフトで透水性があり、土留めや舗装効果は五年くらい。やがて木は腐って土になり、樹脂は土に溶け出すが、無害で環境には影響を与えないという。
(2000/ 7/13)
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