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電力生産地と消費地の交流を目指し、日本商工会議所の山口信夫会頭(旭化成会長)をはじめ、関東1都3県の会議所役員らが23日、東京電力柏崎刈羽原発の視察に訪れ、地元首長、柏崎の会議所役員と交流を行った。
一行は日本商工会議所と東京商工会議所の会頭を兼ねる山口氏と両会議所役員、福島、群馬、神奈川県内の3会議所の計27人。柏崎側の呼び掛けで東京会議所は今月5日、都内でエネルギーシンポジウムを共催した。電力消費地の関心の薄さなど席上での意見・提言、柏崎の植木馨会頭の要請を受け、相互理解を図ろうと視察に訪れた。
東電ビジターズハウスで行われた交流会のあいさつで、山口会頭は先のシンポジウム開催を「大きな一歩」と評価。「柏崎刈羽の7基、世界一の原子力発電所が都民の大切な生活、日本の産業を支えていると痛感した。視察などで首都圏の関心を深め、感謝の気持ちで接していくことが大切だ」と述べ、消費地としてできる手立てを考えたいとした。
西川市長は東京会議所などの素早い対応に感謝を表し、「発電所の懸命の努力の積み重ねから、空気のように理解が広がることを願う」と述べた。南直哉・東電社長は「相互理解を各界各層に広げていくため、当事者としてさらに努力する」とした。
一行はプルサーマルの実施を予定している3号機を見学し、燃料プールで保管中のMOX燃料などを見て回った。午後は再開発の終わった中心市街地を見学し、市民プラザで柏崎商工会議所役員との交流会に臨む。
(2001/10/23)
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