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赤れんが棟「塗装場」解体先延ばし
旧日石加工柏崎工場の赤れんが造りの建物が解体される問題で、会田市長は12日、新日本石油本社(東京)を訪れ、何らかの形で保存できないかと要請した。これに対し、同社側は赤れんが棟のうち、ドラム缶塗装場の1棟は土壌調査に支障のない限り、来年3月末までは現状のままにしておく意向を示し、これにより解体問題の結論が先延ばしになった。市長がこの問題で同社を訪問したのは8月初めに行ったのに続き、2度目。
市長は新日石に、赤れんが棟保存への関心が地元議会、市民の間で高まっている状況などを説明し、「土壌改良作業の工夫によって、何らかの形で保存できないか」と再度要請した。
これに対し、同社の川田順一・総務部長らは「(赤れんが棟の)3棟をすべて残して作業を進めることは難しい。ドラム缶塗装場だけであれば、要望に応じられるかどうかを検討したい。残りの2棟は年内に解体したいので了解をお願いしたい」「ドラム缶塗装場は、跡地全体の土地利用に関係するので、今後の土地利用について、来年3月をめどに市と会社で協議することとし、その中で再度取り扱いを検討したい」と提案した。
(2005/ 9/13)
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