PHOTOニュース

北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
高柳で16日にそば祭り
市内高柳地方の家庭でかつて正月に食べたゴボウやキノコの入った汁そばを味わおうと、「じょんのび 新そば祭り」が16日午前10時から、じょんのび村の銀兵衛で開かれる。限定300食だ。
高柳の伝統そばは、ソバ粉8割、小麦粉2割で、フノリや山ゴボウの葉などのつなぎを使わないのが特徴。暮れになると、お年寄りや女性がその年に収穫したソバを粉にし、鶏ガラのだし汁にゴボウやあり合わせの野菜、保存していたキノコを入れて温かな汁そばを作った。出稼ぎ先から一時帰省した人を大みそかに迎える際のごちそうにしていた。近年は出稼ぎに出る人も少なく、食生活の変化からソバを打つ家庭も少なくなった。
懐かしい味を復活し、高柳のそば文化を発信しようとしているのは、若手・中堅の集まり「グループ結(ゆい)の百笑(ひゃくしょう)」(代表・米山秀基さん)。黒姫山の中腹、板畑・嶽(たけ)と高尾でソバを栽培し、手打ちの技術習得にも励んできた。
16日は伝統の汁そばとざるそばを合わせて300食提供。どちらも500円。試作では石黒産、高尾産のソバはそれぞれに味わいが異なるという。ほかに、どぶろく、ニシンとヤーコンの浅漬け、ゼンマイやギンナンもつまみとして提供。「蕎麦(そば)文化のポスター・パネル展」も同時開催の予定だ。
(2007/12/ 7)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。