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旧柏崎陣屋保存・再建で顕彰会創立へ
市内大久保2にある旧柏崎陣屋桑名藩士の長屋を保存・再建していこうという「柏崎陣屋保存顕彰会」 (設立発起人代表・西川勉さん)の創立総会が14日、ソフィアセンターで開かれる。現存する建物は県内にも例がなく、柏崎の貴重な文化遺産として多くの賛同を呼び掛けている。
柏崎陣屋は松平定賢が1741(寛保元)年、高田から白河へ移封となり、これまでの扇町陣屋を廃し、翌年、領内221カ村の総支配所として大久保に築造された。以後、幕末まで桑名藩から役人が派遣され、越後五郡を支配した。
陣屋の規模は東西約182メートル、南北約164メートルで、約3万平方メートルの大規模なものだといわれる。その後、明治初年に柏崎県となって県庁が置かれたが、新潟県に吸収合併され、次第に姿をなくした。
市が2006年度に行った現存の長屋2軒の調査で、「県内では同種の陣屋に関する建造物が残存している報告は確認できず、県内では唯一残されたものである可能性が考えられる」などと報告された。また、「柏崎陣屋は高田や長岡と異なる歴史と文化を柏崎に形づけた役所であり、役人たちの住居として、柏崎陣屋跡に唯一残る建造物として今後の保存に期待したい」とも評価された。
(2008/12/ 4)
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