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2005年5月の3市町合併以来、市と旧町住民との調整役を務めてきた高柳町自治区の樋口昭一郎区長、西山町自治区の三富利郎区長が31日、2期4年の任期を終えて退任した。
市高柳町事務所では正午過ぎに、職員全員が庁舎前に並び、代表が樋口氏に花束を贈呈。同日で退職する中村和成所長は「平成の大合併を決断され、その後も町事務所の相談役となっていただいた。樋口さんの笑顔で、住民は落ち着いた」とお礼を述べた。樋口氏は「高柳の職員になったのは20歳の時。行政に60年かかわり、80歳になった。思い出は尽きない」とし、「町事務所職員の懸命な働きで、住民も安心して暮らしていることに感謝したい。合併を進めた者の1人であり、今後も一市民として、穏やかで活力ある地域になるよう協力していきたい」とあいさつ。拍手に送られて事務所を後にした。
市西山町事務所でも正午過ぎに、退職する滝沢茂義所長、同町地域協議会の高橋保会長、職員ら約30人が拍手で三富氏を見送った。翌日が76歳の誕生日の三富氏は花束を贈られ、町長として初登庁した1998年7月を振り返り、「役場前で迎えの車から降りた時、身が引き締まる思いがした」と述べる一方、「地震あり、水害ありで大変だった。わたし自身も不摂生から病気になった。仕上げだけはして、身を引きたいと頑張ってきた」と協力に感謝。「新所長を中心に、西山町区、柏崎市のために力を尽くしてほしい」と呼び掛けた。
(2009/ 4/ 1)
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