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ミニチュアかやぶき民家ギャラリー開設
市内南条の田中ミサホさん(77)が17日、「ミニギャラリーかやぶき」を自宅前の建物でオープンさせる。これまで取り組んだ自作のミニチュアかやぶき民家を展示するもので、数年来の夢の実現に、田中さんは「気軽に見てもらいたい」と笑顔を浮かべる。
田中さんがミニチュア作りを始めたのは2000年のこと。旧安塚町、かやぶき美術館見学がきっかけになった。以来、柏崎刈羽に残るかやぶき民家、旅行雑誌の写真を参考に、冬場に2、3点ずつ仕上げてきた。材料は廃材を使い、屋根は休耕田で刈ったチガヤ。鳥越にあった生家、嫁に来た当時の家も再現した。「土台になる木を眺めながら、どんな家を作ろうかとイメージを膨らませている時が一番の幸せ」と話す。
次第に作品数が増え、04年には展示ギャラリーの開設を考えた。直後に中越・中越沖地震の2度の災害に見舞われる中、自宅前の果樹園跡を自分で整地し、敷地の土留めブロックも自分で積んだ。木造平屋建て約160平方メートルの建物は建築業者に依頼し、昨秋完成した。展示のミニチュアかやぶき民家は20点。このうちの一部は室内も作って照明を付け、家畜なども手作りした。
(2010/ 4/13)
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