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北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
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新道柿栽培組合が産地再生の取り組み
市内の新道柿栽培組合(鴨下純二組合長、組合員85人)が本年度、県市の補助を得て、園地の土壌分析や担い手育成講座など「果樹産地再生プロジェクト」に取り組んでいる。
新道地区では1948年、開墾土地組合が結成され、高台の風牧山に特産果樹振興として「平核無(ひらたねなし)」という品種の柿の木の植樹が始まった。同組合はその10年後の58年に誕生した。現在の園地面積は約10ヘクタール。収穫量は気象条件などで毎年変わるが、平均で年約70トンから100トン。北海道・函館と柏崎の青果市場などが主な出荷先だ。
現在の柿の木は約3300本。近年、植え替えられた若い木もあるが、ほとんどは戦後の開墾期に植えられたもので、樹齢は60年を過ぎた。100年は良い実をつけるといわれる中、老齢になった木も見られる。
当初は130人以上いた組合員も高齢化し、世代交代が行われた。後継者不足・担い手減少が進み、産地の維持が今後ますます厳しくなるとも予想される。
果樹産地再生プロジェクトは、安定的な生産体制づくりに向け、人材の育成や栽培技術の伝承、品質向上による高付加価値栽培などを目指す。
(2011/ 9/13)
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