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リケンが震災から全面復旧
地震で被災した自動車エンジン部品ピストンリングの市内北斗町、リケン柏崎事業所(古市満所長)は1日、市内関係会社を含め、ほぼ全面復旧したと発表した。休みを使うなどして生産の遅延を取り戻すため全力を挙げ、災害時の危機管理体制も充実させる。
同社は自動車用ピストンリングの国内シェア五割、CVT・AT車用のシールリングは七割。柏崎事業所はリケンの売り上げの約3分の2を生産する。リケンの操業停止で国内自動車メーカー12社は生産ラインの一時休止を余儀なくされた。地震直後からピーク時1日840人、総勢2000人を超えるメーカーの派遣要員の応援を得て、1週間で操業を再開。先月末までに鋳物用部品設備の試運転を終え、完全復旧した。
柏崎で集中生産する主力のピストンリングは、今後も柏崎を中核とし、災害時のリスク低減で海外では中国、米国の工場、国内では配管部品を製造する熊谷事業所(埼玉県)で生産が補完できる体制を検討する。変速機部品のシールリングなどは在庫を顧客の生産拠点の近くに移すことも考える。
(2007/ 8/ 2)
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